リネンとヘンプの交織
縦にリネン(40/1)、緯にヘンプ(1/36)の交織による、滑らかで上品な光沢感を放つ生地です。(60本×50本/1in.)
世界各地に分布するアサ科の一年草 ヘンプ。農薬を使わずにに栽培するオーガニックコットンと並び 自然派志向の定番となっています。
日本では古くから、衣食住をはじめ、 医療、建築、神事などに幅広く使われてきました。(大嘗祭などで扱われる麁服(あらたえ)もこのヘンプが使用されます。)
双方の良いところをミックス
リネンもヘンプも共に天然色による自然なお色目の生成り。
とても滑らかで柔らかな素材は、服地、シーツなどの寝具、カーテンなどのインテリアなど多様にお使いいただけます。
古代から珍重されてきたヘンプとのコラボ、ぜひ高貴な気分もご堪能くださいませ。
リネン(亜麻)
リネンはラミーに較べて繊維が細いためソフトな風合いが容易に得られるので、ドレープや、やわらかいシルエットが必要なものに適しています。また、糸にリネン特有の自然な太細むらがあり、これが製品に独特な外観と風合いを与えます。
ヘンプ(大麻)
熱をよく逃し、速乾性、清涼感に優れます。繊維の構造から静電気が起こりにくいとされ、 さらさらとした風合いと、独特の柔らかさが魅力です。ヘンプは通常『毛番』で表示されますが、麻番手に置き換えますと1/36は60番手となります。
※法律で取り締まられる『大麻』とは花穂と葉のこと。織物に使われる種子と茎からできた製品は対象外であり、植物繊維(ヘンプ)として公的に扱われています。